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プロフィール

Hide-αche

Author:Hide-αche
イラストを描いたり詩を作ったりして
空想の具現を生き甲斐とするものです。

根っからの音楽好きで
音楽がなければ消滅しますたぶん。

あ、地味に名前変わりました(20071111)

尚当ページではリンクを張る行為を禁止しております。
どうか理解の程を宜しくお願いします。


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EXIT ⇔ ENTRANCE

20080502「約束の日」

『これは俺からのプレゼントだ!』

もうこれでライブが終了したっと思った人が多かったのか

まばらなアンコールが続く中

それとは裏腹に重々しく幕が上がると

耳に馴染み捲くった前奏が始まる。

Innocent Cry。

それはJILSの楽曲。

これはKαinのライブ。

この楽曲を演奏することの意味。

この日にやることの意味。

幸也が歌うことの意味。

租借して

されど全てを飲み込んで。

楽しいばかりだった今日のライブに

なぜか涙がこぼれた。


------


赤坂BLITZというライブ会場が復活したという。

私が前回足を運んだのは実に5年も前で
友人に誘われて、始めてJILSを聴いた日でもある。

それまで音源はほとんど聴いたことがなく
ほぼ楽曲の知識がゼロの状態でライブに望み

・・・そこで致命傷を負ったわけだ。
今でもSinが撃ち込んだ衝撃が忘れられない。


ちょうど1年前JILSは「解体」という言葉を以ってラストライブを公演した。
公演、という表現に相応しく
舞台装置は豪奢で、演奏楽曲は荘厳の内に終わった。

教会の出口にも入口にもに見えたステージ。
鍾乳洞の深淵か摩天楼の頂上に収めてありそうな空間。

終幕を連想させるに充分な、大袈裟な扉は開いて
幸也の背中は振り返らなかった。


・・・。


当日。空はあいにくの曇天。
赤坂駅を降りてすぐ、黒の長蛇の列。
開演時間をかなり押してからそれを鵜呑む赤坂BRITZ。

ついにKαinになってから二回目のワンマン開演だ。

まず目に付くのは鋼鉄に十字を切られた暗幕に備えられた大仰な扉。
それに続く無数の燭台に沿われた階段。


-まるで一年前のあの扉の向こう側みたいだ-


そんな想いを抱いて呆けてると5人が降りてくる。
一曲目に演奏されたのは希望の欠片。
paradiselostの最後を飾るナンバー。

そこから新曲を交えつつ、アルバムの中の曲を消化して行く。
そのどれもが世界観を崩すことなく
紙芝居のように一つの物語を完結に導いてゆく。

本編は淀みなく進み・・・と言いたいところだが
羽根-Hane-の途中で機材トラブルが発生。

よってアンコールに乗じて演奏されなおして、
二回目のアンコール、Innocent Cry→回帰線へ続き

今回のライブも文句なく楽しいライブだったと思えた。


しかし、今回のライブは私にとって
MCが最高だった、と言わざるをえない。

それは私が普段からJ-POP(正確にはそのマスメディア・リスナー)に対して抱いていた感情であり
幸也以外のライブを見に行かなくなった理由でもあった。

簡単な言葉で言えば一言、共感した、ということなんだけど。


※ここからは私の普段思ってることであり、幸也さんの発言ではない※

曲に対して。

定期的にシングルを発売して、それとなんか適当な曲を集めてアルバムを一枚作成。
またシングルを何枚か放出して、次のアルバムが発売する頃には以前のアルバムの曲には興味なしなインタビュアー。

楽曲への思い入れがないから、
「この曲の解釈は聴いてる人に委ねます」と言って楽曲の説明を放棄する作成者。

そんな音楽業界。

曲にストーリーがあっても解釈は勝手にするし、(ちゃんと聴いてる人は)
ストーリーがあったらそれを読み解く楽しみだってあるわけだし。(ちゃんと聴いてる人は)

まぁ音楽ってのは作るも聴くも娯楽なのでそんなのは装飾の一つかもしれないけど
私はそういうのはあまり好まないし、薦められたくない。


ライブについて。

バラードもしくは哀愁系のメロディでしっとりじっとり演奏した後で
急に「そろそろ飛ばしていこうか!!」とか言って煽り出すボーカリスト。

そんなすぐには気持ちを切り替えられません。

せめてMCを挟んで空気を換えてからとか
徐々に明るい曲を交えてテンションを上げられないとついていけない。

まぁ、そう思ってるのは私だけなんで
ほかのひとはちゃんと頭振ったりオイオイ叫んでたりしてるからライブは盛り上がるんだろうけど
私にとっては「じゃあさっきまではなんだったの?演義?」とまで思っちゃうわけで。

だから飛ばすときは最初に飛ばしきって
後半から哀傷を絶叫しまくって
アンコールではっちゃける幸也さんのライブが好きなんだ。


続・ライブ。MCについて。

そのアーティストや音楽が好きならCDを買えばいい。
極端な話、私は音源さえ良ければ作った人が殺人者でも構わない。
出来上がった音源が私にとって好みの音楽だったら、それは既に「好きな音楽」である。

それでもライブに足を運ぶことの意義。
CDどおりに歌ってMCもタイトルコールだけなら、家庭用コンポで聴いた方がマシ。

もしそうじゃなかったら・・・
例えばMCが面白かったとか
歌詞が変化したとか
やっぱ楽器の技巧が半端ねぇ、とかなったら

アーティストごと好きになって
一生想いつづける音楽になる。
一生想える音楽に出会えて凄く嬉しくなる。
このアーティストに出会えてよかったと思える。


※以上、私の醜い心の中※



どの部分がこの日幸也の口から発言されたかは流石に控えるが
やっぱりこの人のライブは絶対足を運ぶべきだ、と改めて思ったライブだった。


この日、“幸也がつくった楽曲で何が聴きたい?”のアンケートで一位に選ばれ演奏された曲

Innocent Cry。

投票した人は純粋に応援してる人たちなんだなって思った。
今までの様子を見ると、中期のJILSの曲が好かれてる印象だった。
でも選ばれたのは解散一年前に長い休止を経て一発目に発表された曲。

多分、その曲に内包された(と思われる)想いを視て選ばれた(と私が勝手に思っている)楽曲。


“「声を聞かせて、」まだ必要なら 現在も変わらぬ、思いを返そう
いつか、死ぬ前に 傷跡だけでも 残して逝かせて”

そう歌われて一年後に解体したJILS。

“名も無き花でいい”

その花は傷跡に根を張り、ずっと枯れない。


ラストのラストはやはり「回帰線」。
しかし歌詞が・・・違う?

A SONG FOR YOU -きみのためのうた-
の会場版とシングル版の違いのような、視点が反対のような歌詞。

その発見も楽しかった。

さっき、悲しくもないのに流れた涙と相俟って
最高が更新されてゆく。


そして鳴り止まない拍手とともに
いつもどおり、だけど唯一の、Kαinのライブの幕は閉じた。


-------

after script

次の日のLOFTのライブではアンケート上位のうち数曲が
再びKαinのメンバーでJILSもしくはD≒SIREの曲が演奏され
例外として幸也の作曲じゃない絆-a knot-も披露。

どうしてこう、悲しい要素がまったくないライブなのにこんなに泣かされるんだろ・・・
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